
危険な高血圧で
脳卒中・心臓病
などのリスク

全国平均を超える
青森県民の食塩摂取量!
青森県民の1日平均の食塩摂取量は、男性11.3g・女性9.7g※。これは、厚生労働省が定める1日の望ましい食塩摂取量(男性7.5g 未満・女性6.5g 未満)を大きく上まわっています。塩分の過剰摂取は、脳卒中や心臓病などのリスクを高めます。いますぐ、減塩への取り組みを始めましょう。
1日の食塩摂取における青森県平均と望ましい摂取量の比較

- ※日本人の食事摂取基準 2020 年版より
- ※厚生労働省「平成28年国民健康・栄養調査報告」より
そしてできることから実践!

ふだん食べているものを
ちょっと見直してみる
青森県民の食塩摂取量が多いのは、塩辛いものや濃い味つけのものを好む食文化が背景にあると言われています。そうした食生活のあり方を見直し、塩分の使用を控えめにすること。減らした塩味をおぎなう味わいを取り入れ、楽しむこと。ちょっとした意識が、ムリのない減塩を実現します。
例えば

具だくさん味噌汁なら、
塩分少なくおいしさ豊かに。
毎日の食卓に欠かせない味噌汁は、具だくさんにするとお椀に入る汁の量が少なくなるので、おいしく減塩できます。肉や魚、大豆製品などのタンパク質、野菜やきのこ、海藻類といったビタミンやミネラル、食物繊維も豊富になって、栄養バランスもバッチリ!

スパイスを使った料理に
いろいろ挑戦
それがうまい減塩のコツ。
塩分を控えて物足りなくなった料理の味を引き締めたり、風味を引き立てたりしたいとき、うってつけなのがスパイスです。たとえば、肉じゃがなどの煮物にはカレー粉を、炒飯などの炒め物にはコショウを、唐揚げの下味にはガラムマサラをという具合。身近なメニューもいろいろ楽しめます。

効かせるのは塩よりダシ。
これで満足感もアップ。
使う塩分量を減らしても、料理のうま味を引き出すダシを上手に使っておいしさを高めることができます。野菜料理には、イノシン酸が豊富なかつおダシや煮干しダシが効果的。肉料理には、グルタミン酸たっぷりの昆布ダシがおすすめです。
その他にも
ラーメンなどのスープを
飲み干さない。
ラーメンや、からだにやさしいイメージのあるうどんも、スープだけでなく麺にも塩分が含まれています。だから、スープは飲み干さないようにすることが、減塩のポイントです。
いつも腹八分目を
心がける。
腹八分目を心がけることも、減塩のコツです。塩分控えめの料理でも、食べ過ぎると塩分の摂取量が多くなる可能性があります。また、食べ過ぎには肥満につながるリスクも。つねに腹八分目を意識しましょう。
