
煙や受動喫煙で
がん・脳卒中・心臓病
などのリスク

青森県の喫煙率は
全国ワースト2位!
青森県の成人の男女を合わせた喫煙率は22.1%で、全国ワースト2位。年々少しずつ減ってきているとはいえ、男性は34.4%で全国3位、女性は11.2%で全国2位という状況です。タバコの煙には、ニコチンや一酸化炭素、タールなどの発がん物質をはじめ、約250種類以上もの有害物質が含まれています。がん・心臓病・脳血管疾患などから大切ないのちを守るために、喫煙の習慣を見直しましょう。
成人喫煙率における青森県平均と全国平均の比較

- ※国立がん研究センターがん情報サービス
「国民生活基礎調査による都道府県別喫煙率データ」2019年より
そしてできることから実践!

タバコの害を自覚し
喫煙を減らすチャレンジを
タバコを吸いたくなったら、すぐに新たな1本を取り出すのではなく、代わりの行動で気を紛らわす努力をしてみましょう。どんな行動が効果的かは、人それぞれ。いろいろ試してみて「これならうまくいきそう」というものを習慣化できれば、少しずつ喫煙の回数を減らしていくことができます。あなたも、ぜひチャレンジしてみてください。
例えば

食べたあとは、
タバコいっぷくより
歯をひとみがき。
習慣になってしまった“食後のいっぷく”を断つコツは、タバコではなく歯ブラシをくわえること。携帯用の歯磨きセットを持ち歩き、食事のあとに限らず、吸いたくなったら歯を磨く新習慣を身につけましょう。口臭や虫歯、歯周病の予防にもなり、一石二鳥です。

運転中に火をつけるのは、
タバコではなく歌心
渋滞したり、信号待ちを繰り返したり。そんな車の中で吸いたくなったら、好きな歌を大きな声で歌ってみましょう。深呼吸するように息をためて、お腹から声を出せば気分もスッキリ。もちろん安全運転を心がけることも忘れずに。

目覚めたら即タバコじゃなく
まず洗顔。
「朝の眠気覚ましはタバコで」というのは、からだにとって大きな負担。起きたらカーテンを開け、太陽の光を浴びて顔を洗いましょう。交感神経にスイッチが入り、気持ちもシャッキリ。大切なきょう一日を、元気に始められます。
その他にも
場所を変えて、
気分転換する。
いっぷくしたくなったら、スマホをさわる、部屋の外に出て深呼吸をするなど、別の何かに関心を向けたり、場所を変えたりしてみましょう。とくに食後はタバコがほしくなるので、すぐに席を立つことが大切です。
医療機関で、
禁煙治療を受ける。
医師のサポートを受けることで、より確実な禁煙が可能です。禁煙外来に限らず、内科や循環器科、心療内科、婦人科など、さまざまな診療科でも禁煙治療が受けられます。まずは、お近くの医師に相談を。
※行動事例参照:厚生労働省e- ヘルスネット
